本読み日記


【ジャンル分け】 元々日本語で書かれた大人向け小説
元々日本語で書かれたジュブナイル小説。
日本語で書かれた小説以外のもの。

元は外国語で書かれていて、翻訳されたもの。

乙女のためのホモ小説
コミックス

われながら、なんつう荒くたい分け方であることよ。
ええっと、大人向けかジュブナイルかは、出版元の意向そのまんまです。角川スニーカー文庫とか講談社ティーンズハート文庫とかコバルト文庫とかは、どんだけ立派な作品でもジュブナイルに入れてます。逆もそう。


19日〜31日


一冊も読んでません。読んでたのは、ここには書かないことにしている、書籍コードのない本ばかり…。
(しかし、なんつう極端な読書生活………)


1日〜18日 (うわ〜、18日間で三冊しか読んでね〜! 自分で自分にびっくり仰天)


『最遊記2 鏡花水月』 みさぎ聖 ENIX
八戒の過去メインの話。悟能が八戒になった妖怪騒動の顛末記。


『バルーンタウンの手品師』 松尾由美 文藝春秋
デビュー作『バルーンタウンの殺人』から六年。ついに出た待望の続編であるが……。
退屈だったわ、これ。埴原博士が登場したあたりでちょこっとだけ目が覚めたけどさ。


『マグネット』 山田詠美 幻冬社
短編集。山田詠美というブラックボックスによって洗いなおされた八つの観念、モラル、常識。
彼女は世間をただ流れるままに流れているそれらに対する自分の中の違和感を、丹念に検証し、徹底的に洗いなおす。
九編の中でとりわけ凄かったのは、「LIPS」。この短編が、読者にしいる緊張感はただならない。
しかし、これ、NHK、ドラマ化してくんねーかな。この結婚詐欺師、オダギリで見てーぜ、おい。

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