本読み月記


【ジャンル分け】 元々日本語で書かれた大人向け小説
元々日本語で書かれたジュブナイル小説。
日本語で書かれた小説以外のもの。

元は外国語で書かれていて、翻訳されたもの。

乙女のためのホモ小説
コミックス

われながら、なんつう荒くたい分け方であることよ。
ええっと、大人向けかジュブナイルかは、出版元の意向そのまんまです。角川スニーカー文庫とか講談社ティーンズハー
ト文庫とかコバルト文庫とかは、どんだけ立派な作品でもジュブナイルに入れてます。逆もそう。


『フェアリー・テール』 上・下巻 レイモンド・E・フィースト ハヤカワFT文庫
中図書館の開架にあるのは知ってたけど、リフトウォーシリーズじゃないので今まで読んでなかったの。
アメリカ東部の古い農場を舞台にした妖精譚。館の謎が解き明かされるまでが長いのでちょっとじりじりさせられるが、シェイクスピアの『真夏の夜の夢』やその他のファンタジーで聞きかじった有名妖精(つうのか?)がいっぱい出てきてすごく嬉しい。


『蝶のかたみ』 福島次郎 文藝春秋
表題作と「バスタオル」の二編入り。
表題作のほう、半分ホラー、残りは近所の訳ありのお宅の内情覗き見気分で読みました。
「バスタオル」のほう、知らなかったが「第115回芥川賞候補となり、受賞こそ逃したものの、石原慎太郎、宮元輝両選考委員の強い支持を得(著者紹介欄より)」たそうだが、わたしの口には合いませんでした。ホモに限らず、こういう叙情的なラブロマンスって苦手なのよ。


『セント・ニコラスのダイヤモンドの靴』 島田荘司 原書房
御手洗モノ。ひさびさに語り手は石岡くんで、馬車道時代の回想譚。タイトルの「セント・ニコラスのダイヤモンドの靴」の元の持ち主であるエカテリーナ二世についてざっと紹介する短編「シアルヴィ館のクリスマス」付。
エカテリーナ二世が榎本武揚に下賜した宝飾品、などという壮大なネタを持ち出しながら、言っちゃ悪いが普通の家庭のビンボ臭い財産争いの話になっちゃったあたり、実にとっても島田荘司。


『魔神の遊戯』 島田荘司 文藝春秋
御手洗モノ。森博嗣の『黒猫の三角』(だったかな。ともかく瀬在丸紅子ものの最初のほうの)や綾辻行人の『迷路館の殺人』(だったかな?ともかく館シリーズの二作目か三作目かそのあたり))等(海外モノでなんか読んだ気がするんだが思い出せない)を読んだ人なら、おそらく途中で「これって多分……」と気づくと思う。(で、その二つ読んでてこれまだ読んでない人、ネタバレ御免)
融通のきかない警察署長と街の酔っ払いが会えば互いにイヤミの応酬になるが幼馴染(なんだろう)でぢつは仲良し、なあたりとか(でも、多すぎたな、この二人の会話)よかったし、なぜ画家が自分が未来においてやらかしたと記憶していたとおりに事件が起こったかの種明かしはかなりよかった。
ところで御手洗さん、光と同じスピードで同じ方向に進んでいる場合、あなたがおっしゃったのとは逆に、光より遅くなったら未来が、速くなったら過去が見えるはずです。
(だって遠くへ進んでる光ほど、出発点を先に出た古い光なんだもん)
それにしても、読むたび文句たれるのわかってながら、御手洗モノが出てると知ると、なんで図書館に予約までして読んじゃうんだ、わたし。


『好きよ』 柴田よしき 双葉社
最初の数ページ読んだとこで、とある事件をきっかけに主人公のOLが二年前に自殺した同僚の真相を解き明かしていく話かと思ったら、びっくり仰天、伝奇モノであった。
読んでる間は行け行けドンドンすっごい面白かったですが、たぶん、これ、すぐ忘れちゃう話だと思う。


『あしたのロボット』 瀬名秀明 文藝春秋
とても近しい未来におけるロボットの進化について描いた連作集。
「ハル」「夏のロボット」「見護るものたち」「亜紀への扉」「アトムの子」の五編。
「ハル」はアンソロジー『2001』で先に読んだが、主人公が夢想する家出したペット型ロボットハルたちが都市の底でひっそりと生き続ける様に、やはりぞくぞくした。「見護るものたち」での、地雷探査犬と地雷探査ロボットが交感するシーンも実に美しかった。
「亜紀への扉」の父と息子もよかったな〜。ハインラインの『夏への扉』とシンクロさせてしまったところはちょっとそのお…だったが。
「アトムの子」はもちろん手塚治虫の生み出した「アトム」を主題としたもの。
手塚治虫のアニメになった長編モノというのはどうも肌に合わず、中でもとりわけアトムには興味のなかったので、最初は「アトムかよ…」と冷めきった気持ちで読んでたのだが、いや、よかったわ、これも。アトム完結後も手塚治虫が何度かアトムを描いてて、そのうちの最後に描いたアトムから引用されたアトムの言葉にはほろりとさせられました。主人公が二体のロボットとともにパークの底へアトムを探しに行くとこなんか圧巻です。
ところでアトムの誕生日は4月7日。葛○さん、あなた、アトムと同じ日が誕生日だったのね。。。。

しっかりした知識に支えられた情緒的なSFが好きな人、この本、断然お薦め。


『池袋ウエストゲートパークV 骨音』 石田衣良 文藝春秋
「骨音」「西一番街テイクアウト」「キミドリの神様」「西口ミッドサマー狂乱レイヴ」の四編入り。
(それにしてもビルダーくんよ、ルビタグ使うと6.5でもやはり編集画面でその周辺が?だらけになるのかい)
こないだ放映された「スープの回」(すっげえ痛快!!)のおかげで池袋シリーズの新作が出てるのに気づいたのだが、ドラマを見てすぐ読んだし、しかも一番頭に入ってたのが「スープの回」原作だったため、ドラマのマコトと原作のマコトがまったく別人であることを納得できるまで、ものすごく違和感があった。
浮浪者連続暴行事件犯を追う「骨音」、知り合った少女の母親の売春する自由を守る手助けをする「西一番街テイクアウト」、地域通貨紙幣の偽造犯を探す「キミドリの神様」、レイヴとドラッグを主題にした「西口ミッドサマー狂乱レイヴ」、どれも、うーん、なんつったらいいのか、人間の関わり方の捻り具合つうか掘り下げ具合ががわたし好みっつうか、どれも読み終わったときほんっと気持ちよかったのだ。


『上高地の切り裂きジャック』 島田荘司 原書房
あれだけ文句たれながら、やっぱり読んでます。ええ、図書館に予約してまで。
表題作と「山手の幽霊」の二編入り。
表題作、石岡くんが里美についてあれこれ気を揉むところ、情けないというよりなんだか気持ち悪かったのだが、なぜ死体から内臓が抜き取られていたか、の種明かし部分は見事だった。(が、脇役女優が殺された、という事件そのものはすっげ退屈だった)
「山手の幽霊」のほうは、御手洗がまだ同居していた頃の話。真面目な電車運転手を立ち直らせるとこはよかった。屋敷の元の持ち主がなぜ屋敷の地下室で餓死していたかの部分にもゾーッとした。


『街の灯』 北村薫 文藝春秋
昭和初期、宮さまも通われる名門私立女子校に通う資産家のお嬢さんが主人公にして語り手の新シリーズ。「虚栄の市」「銀座八丁」「街の灯」の三篇入り。
やはり昭和初期が舞台の『リセット』をかなりうんざりしながら読んだので、最初は「またかよ…」と思ったのだが。
面白い!
主人公の家に雇われた女性運転手ベッキーさん(本名は別宮。サッカレーの『虚栄の市』を読んだばかりだった主人公は、颯爽とした彼女の姿に『虚栄の市』のベッキー・シャープを重ね合わせ、彼女をひそかにそう呼ぶことにした)、ほんとにかっこいい。市東亮子の『やじきた学園道中記』のキタさん的かっこよさ。桐原侯爵家の兄妹たちがこの後どんな風に主人公とベッキーさんに関わってくるかも気にかかる。
続編、早く読みたい〜〜〜。


『利家とまつ』上・下 竹山洋 NHK出版
去年の大河ドラマ「利家とまつ」原作。
なんで今頃読んでんだといえば、図書館でやっと上下揃ってるとこを見つけてしまったから。
著者は脚本畑の人らしい。そのせいか、会話部分があちこちすっごくよかった。


『グレイの鍵盤』 たくきよしみつ 翔泳社
『アンガジェ』 鐸木能光 読売新聞社
『黒い林檎』 鐸木能光 河出書房新社
『鬼族』 鐸木能光 河出書房新社
『雨の降る星』 たくきよしみつ 集英社文庫
作家のオフィシャルを探してる最中、『カムナの調合』と『G線上の悪魔』がけっこう面白かったけど中図書館の開架にあったのはその二冊だけだったたくきよしみつのサイトを見つけてしまい、試しに堺市図書館全体での所蔵を検索してみたらけっこうあったので、つい一気予約して一気読み。
『グレイの鍵盤』。フュージョンバンド(いま思ったのだが、「fusion」の「fu」のとこを「フュ」と表記するのを発明したのとか広めたのっていったい誰だろう。ほかにはないよな、「フュ」。「フージョン」ではなんかかっこ悪い気がしたんだろうな、きっと))の追加メンバーになったのを音楽業界のとっかかりに編曲屋になった青年を主人公とする三連作。
第一部「オルカのため息」第二部「グレイの鍵盤」は、著者のものの考え方についてあちこちかなりひっかかるところはあったものの、面白かったんだ。が、第三部「チャンゴが泣く朝」がな。もう全部ぶち壊し、っつう感じ。これはないだろう、たくきよしみつ。
で、ひっかかり部分ですが、音楽ジャンル・ヒエラルキストって、まだまだ世の中多いけど、わたし大っ嫌いなのよ。Jロックより外国のロックが偉くて、ロックよりジャズのほうが偉いとか思ってるアレな。バッカじゃん。演歌だろうがJロックだろうが外国ロックだろうがジャズだろうがクラシックだろうが、名曲は名曲で、クズはクズだっつうの。んで、この名曲かクズかっつうのも、所詮は聴いた人それぞれの評価じゃん。だから「消費されるだけの音楽」とか抜かす奴もでえっ嫌えなんだよ、馬鹿野郎。あんたが「消費されるだけの音楽」と決め付けた曲がものすごく好きで、聴きこんで聴き込んで、ものすごく深い聴き方をしてる人だって、きっといっぱいいるんだから。
(ので、邦楽しか聴いてないからといって、洋楽をいっぱい聴いてる人に対して、断じて卑屈になってはいけません。あなたがたのそういう態度が、テキをますますいい気にさせます)
『アンガジェ』。これもやっぱりな。音楽使って洗脳ってあんた。しかも著者がこれを書いた当時、スーパーブレイク中だったであろう小室哲哉への寓意バリバリ。
『黒い林檎』。警察にもヤクザ世界にも顔が利く天才整体師の薬局店主と彼が目をかけている弟子、ってとこではわくわくしたけど、ぜんぜん好きなほうに話が進まない。女の子三人がすごく簡単に売春始めるとこも、ものすごく納得いかなかった。
『鬼族』。伝奇もの。これは面白かった。肉体と魂はふたつでひとつのものであり、別々に扱うことはナンセンスである、という主張も気に入った。
『雨の降る星』。これまで読んだ中ではたぶん一番古い作品。エイズをテーマにしたもの。話の内容はともかく、主人公があたしがすっげ嫌いな系の痛い女で読んでてしんどかった。

話はかわるが、著者が自分のサイトで紹介していたQXエディターっつうフリーエディター、試しにインストールしてみたら、なかなか使い勝手いいです。ダウンロードはこちらから。←と思ったが、これ、ルビ振れない〜。のでWORDに帰ったわたしであった。


『ヘリオガバルス または戴冠せるアナーキスト』 アントナン・アルトー 白水社
これまた中図書館の開架で見つけ、アルトーがどんな人かも知らずに、タイトルに惹かれてつい借りてきた。
アルトー、訳者の多田智満子さんは「詩人哲学者」と呼んでますが、なんか現代芸術の世界では有名な人らしいです。最後はキチガイになって精神病院に放り込まれたっつうのも、その筋の人にはたまらん感じです。
いや、わたしやっぱむっちゃ好きだわ、こーゆー不親切な文章。
黄金期の野阿梓の文章がすっげえ好きな人にはこれ、断然お薦め。
彼は「アナーキスト Anarchiste( バビロンくんによると Anarchist 無政府主義者;政府破壊主義者)」という言葉を「秩序を破壊する者」として使っているが、わたしはアナーキストという人たちは、「政府というものがなくても、それぞれがもつ節度によって、人間は文化的な生活を維持できる」と考える夢見がちな人たちだと思っている。
ところで塩野七生のローマ人シリーズ、次巻にこのヘリオガバルスが登場するはずなのだが(カラカラの次の次の皇帝だから)、塩野がローマ人シリーズでやりたいのは、ローマ皇帝たちの業績について「因習的な評価になんの疑問ももたない人たちに物申す」だと思うので、何をしたわけでもないヘリオガバルスの項はかなり短いであろうに5000点。


『サー・ガウェインと緑の騎士』 J.R.R.トールキン 原書房
「サー・ガウェインと緑の騎士」「サー・オルフェオ」の二編に、「真珠」という長編詩と「ガウェインの別れの歌」という短い詩が入っている。
表題作は、アーサー王の宮廷に乱入してきた緑の騎士をアーサー王の甥であるガウェインが追う物語。探索のクライマックスでたどりついた城で城の主と「互いがその日に得たものはすべて相手に贈る」という約束をしたガウェインが、城主の奥方に誘惑されて彼女にされたくちづけを城主に返すところは、なかなかエッチであった。
「サー・オルフェオ」は、妖精に攫われた妻を夫が捜し求める、オルフェウスもどきの物語。
詩のほうはすっとばしました。だって面白くなかったんだもん。


『陰陽師 瘤取り晴明』 夢枕獏 文藝春秋
陰陽師版瘤取りじいさん。村上豊って人の絵がいっぱい入ってて、可愛い絵で、見てても楽しい本だった。


『悪童日記』 アガタ・クリストフ 早川書房
『ふたりの証拠』 アガタ・クリストフ 早川書房
『第三の嘘』 アガタ・クリストフ 早川書房
これらをまだ読んでいない人は幸いである。
だってこれから読めるんじゃんっっ!!!

もう、すっげえ、すっげえ、すっげえ、

ばりくそ面白い〜っっっ!!!!


『悪童日記』、最初の一行から最後の一行まで、余すところなく大好き〜〜〜。
『ふたりの証拠』も、しんしん淡々と進んでいく中になんともいえない怖い味わいがあった。
『第三の嘘』は、前の二作に較べると普通の物語に近いが、こじつけな破綻もなく、これも楽しかった。
キャラクターたちが名前と性格をそのままに立場をどんどん入れ替えていくところ、すっごく少女漫画的だと思った。
ところで第一作『悪童日記』、下知識なしで読んだからまさかハンガリーの話とは思わなかったのよ。ドイツ国境近いフランスの話かな、とか思いながら読んでたのよ。だから解放軍も、英米軍だとばっかり思ってて、双子のおばあさんも、元イギリス人だと思ってて、なんかすっごい独特のキャラクターだわ…とか思ったの。
あとがき読んで初めて、解放軍がソ連軍だったことを知り、そうなるとおばあさんは元ロシア人か、ロシアのばあさん的にはフツーのばあさんじゃん…と思ったの。
うーん、自分の中にこれほどの偏見があったとわ。。。。


『21世紀本格』 島田荘司 光文社
アンソロジー。書き手は、響堂新、島田荘司、瀬名秀明、柄刀一、氷川透、松尾詩朗、麻耶雄嵩、森博嗣。
響堂新の「神の手」と瀬名秀明の「メンツェルのチェスプレーヤー」が面白かった。
一人称「ぼく」な女の子出すのはいい加減やめてください。いまどきいません。いるのは「わし」「おれ」です。>森博嗣どの
百匹という数字は臨界点を現すメタファーであり、具体的な数字ではなかったと思います。>柄刀一どの


『八月の疵痕』 美樹静 白泉社
これ、ホモなしのほうが面白かったかも。もしくは、主人公抜きのホモのほうが。
話自体がそこそこ面白かったので、主人公と義理の叔父さんのロマンス部分が、とってつけたような、というか、要ホモという条件を満たすために無理やりくっつけたっつうか。
とか思ってたら、ここにある裏あとがき(小説2→裏あとがき)によると、普通の小説として考えていたプロットを花丸用に転用したんだそうだ。
(それにしても、ボーイズ物って書く上でいろんな制約があるのねえ。つうか、出版社、この手の読み手の読解力を舐めすぎてないか?)


『ゲド戦記X アースシーの風』 アーシュラ.K.ル=グウィン 岩波書店
作家も長生きするもんである。
Wを書き終えたとき、ル=グウィンの中にはまだ、このXの物語はほとんど形をなしていなかったと思う。
竜とはなにか、魔法とはなにか、それらの答えもまた、最初の構想の中だけでなく、Wを書き終えたときですら、彼女の中にはなかったと思う。
そして、それらの答えを導き出されるきっかけとなったのが、Vで描いた死の世界になぜ人間しかいなかったのか、と彼女がふと思ったことではなかったかと思う。
生きて、考え続けてくれたからこそ、わたしたちはこの見事な物語の見事な完結を読むことができたのだ。


『遺産』 毛利志生子 集英社コバルト文庫
突然日本に来たカイルがなぜこれほど日本語に苦労してないかということにきちんとした理由付けされてるとこなんかはよかったけど、なんかステンドグラスをめぐる動機付けあたりがなあ。。。


『Heaven?』5巻 佐々木倫子 小学館
もう5巻か。。。 はっきり言って、こんなに続くとは夢にも。。。。
(新刊読むたび、まだ1巻か2巻の頃、ましこさんに「HIBARIさんってなんとなく『Heaven?』のオーナーに似てますよね〜」と言われたことを思い出すわたしであった。。。)


『チキタ★GUGU』4巻 TONO 朝日ソノラマ
これもやっぱりこんなに続くとは。。。。
それにしてもニッケルが死ぬあたりの描写、もうちょいどうにかならんかったか…。


『Love&Trust2 Erotiec Perfume』 榎田尤利 大洋図書
核と沓澤はよいが、天とフミはじゃれてるだけの頃のほうがよかったなあ。
(と思うのは、頭文字Dにおいて、わたしが本命・弟:対抗・京一:大穴・拓海×兄だからであろう)


『輝夜姫』21巻 清水玲子 白泉社
これほど長々と描くべき物語ではなかったという気が、ここ数巻、してならないんですが。


『最遊記RELOAD』2巻 峰倉かずや 一賽社
やっと出たほんとの新刊。。。
何度、ついふらふらと、RELOADじゃないほうの新装版、間違えて買いそうになったか…。

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