本読み月記


【ジャンル分け】 最初から日本語で書かれた小説。
最初から日本語で書かれた小説以外。
日本語以外で書かれたものを日本語に翻訳した小説。

日本語以外で書かれたものを日本語に翻訳した小説以外。

コミックス


『世界の測量 ガウスとフンボルトの物語』 ダニエル・ケールマン(訳:瀬川祐司) 三修社

図書館。
朝日新聞に載ってた小さな広告に児玉清の推薦文がついてたのでとりあえず借りてきました。
途中までは博物学者のフンボルトと数学者ガウスのそれぞれの半生が交互に進み、ある章から、知り合うとことかすっ飛ばしてマブダチになってからの話が進む。
ガウスは数学史ものでは必ず登場する御馴染みさんだが、ここに描かれるガウスは初めて出くわすガウスであった。フンボルトのことはこれまでよく知らなかった。
ところで「アギーレ 神の怒り」のアギーレって実在の人物だったんですか? フンボルトのアマゾン探検のとこで何度も出てくるんですが。
ググりました。実在してました。ヘルツォークの映画の中にしかいない人物を実在の人物として登場させたんでも愉快だなと思ったんだけど。
フンボルトのアマゾン探検のとこ、真夏のものすごく不快な熱帯夜に読んでたら地獄だったと思う。
この本、ドイツでは『ブリキの太鼓』『香水』に続く戦後ベストセラー第三位だそうだ。そこそこ面白かったが、そこまで売れるほど面白いか?と思ったが、ドイツ人にとってはそんなに面白いのかな?
一番心に残っているのは、120頁の「事物はまだ測定されることに慣れていなかったのです」という言葉。



『授業の開始に爆弾予告』 レスリー・メイヤー(訳:高田恵子) 創元推理文庫

図書館。
メイン州の田舎町に住む主婦ルーシー・ストーンのシリーズ第四弾。
作品の中では前作からほぼ二年が経過。第二弾ではルーシーのお腹の中、第三弾では生まれたての赤ん坊だった第四子ゾーイも二歳になり、いま現在ルーシーは、地元のローカル新聞の編集部で臨時バイト中。そこに二番目のエリザベスが通う小学校に爆弾予告。避難し遅れた子供を間一髪助けたのは、赴任してきたばかりの女性教頭。一躍ヒーローとなったその女性教頭だが、事件後、死体となって発見されて…。
今回、ルーシーが大学の夜間講座の講師と浮気しそうになるシーンがあるのだが、講師が虫の好かん奴だったので、そのくだりはいまいち面白くなかった。しかし、なんだね、世間じゃ、アメリカの夫婦に較べて日本の夫婦は…とかよく比較されたりするが、パーティーは夫婦同伴が基本とか、向こうの文化はカップルを社交の基本単位にしてるってだけで、実情はあんまり変わんないのね。



『アイルランド幻想』 ピーター・トレメイン(訳:甲斐萬里江) 光文社文庫

図書館。
アイルランドの伝説や歴史に材をとったホラー短編集。
「石柱」「幻の島ハイ・ブラシル」「冬迎えの祭り」「髪白きもの」「悪戯妖精プーカ」「メビウスの館」「大飢饉」「妖術師」「深きに棲まうもの」「恋歌」「幻影」の11編入り。ちなみに「冬迎えの祭り」は『戦慄のハロウィーン』徳間文庫収録の「アイリッシュ・ハロウィーン」と同一作品。
実に品のよい怪奇短編集だった。
そして、17世紀のクロムウェル政権下のイギリスによる侵略、19世紀の大飢饉については、この作品集で初めて知った。
特に19世紀の大飢饉、アイルランド人が主食にしていたじゃがいもが疫病で収穫できず、飢餓で人々が死んでいく中、イギリスに住む地主のために地代分の食料がアイルランドからイギリスへ出荷され続けていた、
飢餓の五年間を通じてアイルランドは食糧の純輸出国であったというのには、心底震撼とさせられた。
これについて、詳しくはここ参照。
時にイギリスはヴィクトリア女王治世下。彼女が第三子を出産した頃のこと。



『モンダンタイムス』 伊坂幸太郎 講談社

図書館。
『魔王』の五十年後くらいの話。ものすごい怖い奥さんがいる以外はごくごく普通のシステムエンジニアが、とある仕事をきっかけに、人々を監視するあるシステムに気づいてしまい、追われたり逃げたり追われたり捕まったりすることになる話。
『魔王』では、後世からファシズムを俯瞰すれば「なんであんな独裁を許したのだろう」といぶかしむ人々も、いま現在、リアルタイムに独裁者を出現に立ち会った場合、それを「ファシズムの台頭」と気づかないんじゃないのかな?という疑問がテーマにされていたが、この『モダンタイムス』ではナチのユダヤ人虐殺のようなシスティマティックな虐殺について、『魔王』と同じ視点からの考察がなされている。リアルタイムで目の前で起こっていることからその全体を想像することの難しさとでもいうのか。
正直、集められてこれから送り出されるユダヤ人のリストを作る仕事とかをわたしがしていたとしたら、ふつーにその仕事を続けてたと思うもん。
が、小難しい辛気臭い話ではない。エンタテイメント小説として、行け行けどんどん、すっげー面白い、やめられないとまらない。
怖い奥さんの「赤信号」論については、大阪ではそれが基本。というか、車が来てなくても赤信号を守る人ってたいてい、青信号のときは油断しきっている。あれは生きてて危ないと思う。



『フリーター、家を買う。』 有川浩 幻冬舎

映美ちゃんが貸してくれました〜。
大学を卒業、就職して三ヶ月で退社、すぐに次の勤め先を捜すつもりがなかなか決まらず、求職活動も惰性になり、バイトでこづかい稼ぎする生活に安住してしまっていた青年が、母が神経症を発病したことをきっかけに、生活を立て直す話。
後半、あれこれうまくいきすぎるんだが、気にならない、読んでてとにかく気持ちよくて気持ちよくて気持ちよかった〜。



『鷺と雪』 北村薫 文藝春秋

これも映美ちゃんが貸してくれました〜♪
ベッキーさんシリーズ第三弾。「不在の父」「獅子と地下鉄」「鷺と雪」の三篇入り。
昭和初期が舞台の話を読むと、「もうすぐ戦争が始まるんだ…」と読んでるあいだじゅうなんか心のどこかではらはらしているのだが、このシリーズもついに2.26事件に到達してしまった…。「鷺と雪」クライマックス、英子が服部時計店に電話しようとしたのになぜか電話口に若月が出るところ、普通ならありえない偶然なんだけど、電話口の向こうで起こっていることをこれによってまざまざと想像させられて、なんというか、胸がすごくしんしんとした。



『元気でいてよ、R2D2。』 北村薫 集英社

これまた映美ちゃんが貸してくれました〜。
短編集。八篇入り。
が、残念ながらこれ、なんかわたしが嫌いなタチの話ばっかでした…。



『太陽を曳く馬』 上下 高村薫 新潮社

新品購入。
『晴子情話』と『新リア王』がくそ面白くなかったので、これどうしようと思ってたのだが、伯父の仮通夜一夜目、線香番をすることになり、夜明かしの暇つぶしに買いに走った。
ほかにも何人か残るだろうから読む暇ねーかな、とは思ったのだが、びっくりしたわー、みんな帰っちまうんだもんー。思えば、座敷に寝かせた仏さんのまわりでごろごろしながら夜通しくっ喋ってた愉快なばあさん連中、もうほとんど鬼籍だったんだわ。うちのばあちゃんの葬式のときくらいが、賑やかな夜伽の最後ぐらいだったのかも。
で、下巻最初のほうまでは、ひとりぼっちの線香番のその晩読んだのですが。
(伯父の奥さんのふみちゃんおばちゃんはハワイから伯父を連れ帰ったばかりでくたくたで、伯父の隣に布団を敷いて寝ていました。くたくたのはずなのに神経が休まりきらないのか、だいたい一時間半に一度、むくりと起き上がるので、そのたびどきっとしました)
合田ものとして、わたし、これ、なかったことにします。「幻想水滸伝3」と「ブレイド3」くらい、なかったことにします。わたしの中の合田シリーズは、『マークスの山』『照柿』『レディ・ジョーカー』三部作のままにしときます。
これはひどい。
ミステリとしてもなっちゃいねーが、禅宗啓蒙小説としてもひでーもんだ。さらに言うなら、純文学ですらない。
読み終わったあと、思わず『鉄鼠の檻』で口直ししました。
既存の宗教とオウム真理教をあっけらからんとまったく別のものとしてるのは、マスコミだけだから。みんなどこかで、「じゃ、どこが違うんだろ」くらいは多少考えたわけだから。
これ、合田たち抜きにしてほしかったわー。
そうしてくれてたら、買わずに済んだのにーーーー。



『あなたのための物語』 長谷敏司 早川書房

新品購入。
時は21世紀末。舞台はシアトル。
脳内に疑似神経を形成することで経験や感情を直接伝達する言語―ITP(Image Transfer Protocol)、たとえばある人が体験した触感や味覚、もしくは熟練工の熟練の技を、その言語で書き出し、他者へ書き込むことにより、触った感じ、味わい、技までを、体験や修練することなく別の人間にコピーできる言語、の研究の第一人者であるサマンサ・ウォーター。彼女は書き出したり書き込んだりするための入出力口を己の体に取り付けた直後、余命半年であることが判明する。
彼女が己の死を相手にあがいてあがいてあがきぬく様を、取り付け直前に起動させたITPテキストだけでできた擬似人格「wanna be」が与えられた命令「物語を書くこと」によって書き綴る小説、そして「物語を読むこと」と絡めて描いた、ハードな物語。

ところで、なんらかの方法で即席に熟練者を作る、というのはSFにはよくでてくるものだ。「ジョー90」なんかも考えてみればこれだった。眼鏡をかけている間だけ、という制限があり、眼鏡をはずすとその能力技術は失われるのだが、毎回毎回あらたな技術能力を書き込まれて、なんらかの後遺症は残らなかったのだろうか。


『幻想綺帖』1 波津彬子 ソノラマコミックス

新品購入。
短編小説を漫画化した作品集。
「山月記」中島敦、「嵐の夜に」L・M・モンゴメリ、「藤の森のおぢい」根岸鎮衛、「雪訪い」泉鏡花、「中国奇談」(中国古典)「夜半の膳」芥川龍之介、「開いた窓」サキ、「幽霊、恩を謝する事」根岸鎮衛、「化鳥」泉鏡花の、九編入り。
原作を読んだことあったのは「山月記」と「開いた窓」だけ。モンゴメリは大好きだが、これは知らなかった。それとも読んで忘れてんのかな? 篠崎書林から出てるニュー・モンゴメリ・ブックスシリーズ、全部読んだはずだけど…。モンゴメリらしいカタルシスのある結末だった。「藤の森のおぢい」、こんな話、大好きー。「夜半の膳」も怖そうで怖くない奇妙な話でよかった。



『緋色の花嫁』 毛利志生子 集英社コバルト文庫

新品購入。
ひさびさのシリーズ外作品。と思ったら、1998年にコバルトに掲載された作品であった。
高校生の女の子が、考古学者のお母さんからもらった誕生日祝いの璧玉、が、それには八仙のひとり張果老が憑いていた。それと時を同じくして、彼女の親友が行方不明に。
張果老付きというか憑きの璧玉にでくわしたのと、とある村の実力者の庶子である親友が生贄にされるために姿を消すのとが、「時を同じくして」いるもののたまたまの偶然というのはちょっとそのお…でしたが、生贄によって村が治まると信じられるようになったいきさつもちょっとそのお…でしたが、主人公が好感のもてる女の子だったし、八仙の話がちょろちょろ出てくるのは楽しかった。

張果老が己の体を取り戻す続編はあるのかな?


『しろくまカフェ』2 ヒガアロハ 小学館

N塚長姉が貸してくれました。
1は素晴らしかったので買わなきゃ買わなきゃと思ってたら、ある日いきなり「2が出たねん〜」と。
今回も楽しかったよおおおお〜♪♪♪
買わなきゃ、買わなきゃ、1も2も買わなきゃ。



『赤朽葉家の伝説』 桜庭一樹 東京創元社

図書館。
幻視者である祖母万葉、伝説のヤンキーにして少女漫画家の母毛毬、孫瞳子の、赤朽葉家の女三代記。
行け行けどんどん、やめられないとまらない、むっちゃ面白かったーっっっ!!!
万葉の生い立ちから黒菱みどりとともに山へ行くまでの一部の、不思議なことが不思議でなく語られる、鈴木清順の「陽炎座」や「ツィゴイネルワイゼン」を思い出してしまうような、奇妙な語り口、二部の毛毬の怒涛のような短い人生、三部の瞳子のまっとうさ。それぞれの時代と絡み合い、不思議が当たり前に隣り合わせている時代から今へと移っていく、なんともいえず自然な流れ。
桜庭一樹、他のもこれくらい面白いのかな、面白いのかな、それともこれが一番面白かったりするのかな、てか、他には何が出てるのかな。
とりあえず読んでみよ。



『赤い月』 森福都 徳間書店

図書館。
戦前、ハワイの白木屋というホテルでボーイをしていた「私」が、ひ孫がインターネットでみつけた指輪をきっかけに覚醒、当時、白木屋のオーナーの次男で遊び人の磯次郎とともに出くわしたさまざまな事件を回想する連作短編集。
当時のハワイがいまいちイメージできず、なんかだらだら読んでしまった。



『大奥』5 よしながふみ 白泉社

新品購入。
五代将軍綱吉の時代。
なので、もちろん忠臣蔵も登場。
こんな風にデフォルメすると、忠臣蔵の理不尽さというかわけのわかんなさ加減が、さらにくっきりぱっきりするなあ。
綱吉の父桂昌員が有功と再会するシーン、しみじみさせられました。
綱吉の造形も凄かったなあ。



『人間臨終図巻2』 山田風太郎 徳間書店

図書館。
五十六歳で死んだ人々〜七十二歳で死んだ人々まで。
【五十六歳で死んだ人々】
ダンテ
明智光秀
三浦按針
柳沢吉保
リンカーン
ニーチェ
小村寿太郎
ドビュッシー
マックス・ウェーバー
萩原朔太郎
ヒトラー
アイヒマン
市川団十郎・十一世
双葉山
吉田満
越路吹雪
【五十七歳で死んだ人々】
ベートーヴェン
水野忠邦
パークス
寺田寅彦
北原白秋
中野正剛
南雲忠一
安達二十三
大松博文
【五十八歳で死んだ人々】
シーザー
杜甫
菅原道真
マキャヴェリ
黒田如水
尾形光琳
岩倉具視
黒岩涙香
種田山頭火
阿南惟幾
溝口健二
高見順
中川一郎
【五十九歳で死んだ人々】
司馬遷
モンテーニュ
クロムウエル
スタンダール
柳亭種彦
ハイネ
コント
フローベール
マゾッホ
孫文
徳富蘆花
田山花袋
ジョイス
山本五十六
中里介山
本間雅晴
徳田球一
辻正信
五味康祐
【六十歳で死んだ人々】
ジンギスカン
日蓮
コロンブス
水戸斉昭
横井小楠
リヴィングストン
ドストエフスキー
スメタナ
クラーク博士
狩野芳崖
黒田清隆
明治天皇
森鴎外
辻潤
木下杢太郎
菊池寛
石原莞爾
ゲーリー・クーパー
小津安二郎
谷内六郎
戸川猪佐武
【六十一歳で死んだ人々】
マホメット
李白
空海
藤原道長
鴨長明
柴田勝家
宮本武蔵
吉良義央
ヘーゲル
千葉周作
安藤広重
ミレー
三遊亭円朝
内田魯庵
浜田雄幸
トロツキー
ツヴァイク
山下泰文
木村艸太
溥儀
柴田錬三郎
福永武彦
川上宗薫
【六十二歳で死んだ人々】
アリストテレス
玄奘三蔵
斎藤道三
豊臣秀吉
荻生徂徠
メンデル
ゾラ
ラヴェル
ムソリーニ
三浦環
宮城道雄
浅沼稲次郎
ヘミングウェイ
西東三鬼
中谷宇吉郎
椎名麟三
森雅之
朴正煕
有馬頼義
【六十三歳で死んだ人々】
平清盛
高山右近
ルーベンス
レンブラント
徳川綱吉
ノーベル
ドヴォルザーク
ストリンドベリ
乃木希典
豊田佐吉
巌谷小波
野口雨情
ルーズヴェルト
藤原審爾
【六十四歳で死んだ人々】
小林一茶
ペルリ
ブラームス
ベルツ
与謝野晶子
東条英機
尾上菊五郎・六代目
岸田国士
大河内伝次郎
三好達治
山本周五郎
伊藤整
高橋鉄
檀一雄
武田泰淳
【六十五歳で死んだ人々】
ルイス・フロイス
バッハ
ドラクロワ
マルクス
ツルゲーネフ
市川団十郎・九代目
原敬
津田梅子
田中義一
杉山元
岩波茂雄
木村荘八
広沢虎造
ディズニー
ウールリッチ
菊田一夫
花田清輝
吉田健一
フォン・ブラウン
【六十六歳で死んだ人々】
和気清麻呂
松平信綱
ルソー
十返舎一九
ベルリオーズ
木村荘平
桂太郎
プッチーニ
泉鏡花
松岡洋右
折口信夫
尾崎士郎
池田勇人
エノケン
エラリー・クイーンその1
【六十七歳で死んだ人々】
レオナルド・ダ・ヴィンチ
松永弾正
徳川吉宗
蕪村
アダム・スミス
ワシントン
川路聖謨
デュマ
福沢諭吉
セザンヌ
キュリー夫人
岡本綺堂
河上肇
寺内寿一
永野修身
安井曽太郎
橋本欣五郎
河野一郎
壺井栄
平林たい子
花森安治
イングリッド・バーグマン
インディラ・ガンジー
【六十八歳で死んだ人々】
大伴家持
北条政子
新井白石
シュリーマン
伊藤博文
ゴーリキー
山室軍平
桐生悠々
米内光政
東郷茂徳
中村吉右衛門・初代
田中絹代
新田次郎
田岡一雄
池田弥三郎
【六十九歳で死んだ人々】
千利休
セルヴァンテス
伊達政宗
千姫
田沼意次
平山行蔵
二宮尊徳
梁川星巌
内村鑑三
小山勝清
中山義秀
円谷英二
スカルノ
オナシス
【七十歳で死んだ人々】
ピタゴラス
ソクラテス
マルコ・ポーロ
兼好法師
コペルニクス
ライプニッツ
シーボルト
アンデルセン
ワーグナー
水野広徳
真山青果
広田弘毅
宇野浩二
吉川英治
高群逸枝
大宅壮一
サトウハチロー
戸村一作
大平正芳
オーソン・ウエルズ
【七十一歳で死んだ人々】
近松門左衛門
デフォー
本居宣長
司馬江漢
松平定信
ドーミエ
古川市兵衛
児島惟謙
コナン・ドイル
新渡戸稲造
島崎藤村
野口遵
市村羽左衛門・十五世
斎藤茂吉
大川周明
チャンドラー
花柳章太郎
江戸川乱歩
佐藤千夜子
劉少奇
柳家金語楼
ハワード・ヒューズ
平野謙
山岡荘八
近藤日出造
笠置シヅ子
【七十二歳で死んだ人々】
孔子
阿倍仲麻呂
西行
沢庵
三井高利
水戸光圀
ショーペンハウエル
榎本武揚
田中正造
後藤新平
徳田秋声
添田唖蝉坊
ユトリロ
柳宗悦
佐藤春夫
佐々木茂索
内田吐夢
リンドバーグ
山本嘉次郎
棟方志功
船橋聖一
ジャン・ギャバン
ジョン・ウエイン
松本幸四郎・八世
田村泰次郎



『人間臨終図鑑3』 山田風太郎 徳間書店

図書館。
七十三歳で死んだ人々〜百代で死んだ人々。
【七十三歳で死んだ人々】
山上憶良
カザノヴァ
伊能忠敬
良寛
グリム・弟
斎藤弥九郎
ダーウィン
清水次郎長
パストゥール
橋本雅邦
河本大作
高村光太郎
室生犀星
川端康成
岩田専太郎
朝永振一郎
水原茂
佐分利信
児玉誉士夫
三原脩
【七十四歳で死んだ人々】
白楽天
毛利元就
徳川家康
大岡越前守
ヘンデル
サド侯爵
蜀山人
鶴屋南北
ハリス
ヨハン・シュトラウス・子
谷干城
大山巌
ガウディ
南方熊楠
川上貞奴
スターリン
小林古径
久保田万太郎
東海林太郎
佐藤栄作
古賀政男
水谷八重子
湯川秀樹
【七十五歳で死んだ人々】
アルキメデス
鑑真
柳生宗矩
護持院隆光
上田秋成
塙保己一
新門辰五郎
リスト
エンゲルス
マーク・トウェイン
ベル
モラエス
西田幾多郎
佐藤紅緑
会津八一
堤康次郎
三木露風
薩摩次郎八
サルトル
【七十六歳で死んだ人々】
豊太閤夫人
勝海舟
徳川慶喜
坪内逍遥
坂田三吉
アインシュタイン
北大路魯山人
子母沢寛
獅子文六
大仏次郎
上原専禄
ブレジネフ
長谷川一夫
【七十七歳で死んだ人々】
ハイドン
鳥居耀蔵
河竹黙阿弥
ロダン
犬養毅
出口王仁三郎
シェーンベルク
五島慶太
広津和郎
徳川夢声
フルシチョフ
吉屋信子
稲垣足穂
中野重治
嵐寛寿郎
志村喬
エラリー・クイーンその2
【七十八歳で死んだ人々】
ガリレオ
スウィフト
グリム・兄
イプセン
ルノワール
イーストマン
嘉納治五郎
ロマン・ロラン
村岡伊平次
小泉信三
熊沢天皇
西条八十
ジョン・フォード
周恩来
藤原義江
田村秋子
【七十九歳で死んだ人々】
法然
藤原定家
本阿弥光悦
大久保彦左衛門
銭屋五兵衛
北里柴三郎
河口慧海
ガンジー
幣原喜重郎
長谷川伸
谷崎潤一郎
山田耕筰
桂文楽・八代目
林武
今東光
山手樹一郎
マウントバッテン
沢田美喜
横溝正史
武見太郎
【八十歳で死んだ人々】
釈迦
プラトン
世阿弥
尾形乾山
カント
井上馨
アナトール・フランス
H・G・ウエルズ
幸田露伴
トーマス・マン
真崎甚三郎
永井荷風
小沢治三郎
ド・ゴール
浜田広介
片岡千恵蔵
ワイズミュラー
美濃部亮吉
石川達三
入江相政
【八十一歳で死んだ人々】
則天武后
ペスタロッチ
滝沢馬琴
大前田の栄五郎
大槻文彦
山本権兵衛
ムンク
鈴木貫太郎
土井晩翠
野村胡堂
ニミッツ
東郷青児
ヒッチコック
中村翫右衛門
小林秀雄
璽光尊
円地文子
木村義雄
【八十二歳で死んだ人々】
ゴヤ
トルストイ
板垣退助
高橋是清
ベルクソン
ジイド
三田村鳶魚
武林無想庵
藤田嗣治
今村均
内田百
羽仁五郎
中村草田男
中野好夫
【八十三歳で死んだ人々】
孟子
ゲーテ
ユゴー
ビスマルク
ドガ
安田善次郎
フロイト
正宗白鳥
スプルーアンス
古今亭志ん生・五代目
毛沢東
伊藤大輔
【八十四歳で死んだ人々】
貝原益軒
ヴォルテール
フランクリン
杉田玄白
カーネギー
大隈重信
山県有朋
エジソン
ハウプトマン
フォード・一世
本多光太郎
小林一三
石原忍
マッカーサー
正力松太郎
尾崎一雄
【八十五歳で死んだ人々】
ニュートン
三宅雪嶺
白瀬矗
長岡半太郎
マチス
高浜虚子
ヘルマン・ヘッセ
平塚らいてう
安岡正篤
【八十六歳で死んだ人々】
桜井忠温
井上成美
アガサ・クリスティ
衣笠貞之助
河口松太郎
石坂洋次郎
【八十七歳で死んだ人々】
鳥羽僧正
一休
北条早雲
モース
東郷平八郎
葦原将軍
ヘディン
柳田国男
坂本繁二郎
山本有三
石橋正二郎
加藤唐九郎
【八十八歳で死んだ人々】
ヴェルディ
富岡鉄斎
宮武外骨
宇垣一成
志賀直哉
蒋介石
チャプリン
市川房枝
【八十九歳で死んだ人々】
親鸞
ミケランジェロ
葛飾北斎
レセップス
頭山満
吉田茂
金田一京助
石橋湛山
堀口大学
【九十歳で死んだ人々】
ナイチンゲール
横山大観
シュヴァイツァー
山川菊栄
滝井孝作
【九十一歳で死んだ人々】
渋沢栄一
西園寺公望
チャーチル
サマセット・モーム
武者小路実篤
白井喬二
【九十二歳で死んだ人々】
ファーブル
シベリウス
ライト
大谷竹次郎
ピカソ
リーチ
大内兵衛
【九十三歳で死んだ人々(欠)】
【九十四歳で死んだ人々】
バーナード・ショウ
徳富蘇峰
長谷川如是閑
荒畑寒村
【九十五歳で死んだ人々】
尾崎咢堂
牧野富太郎
アギナルド
ルビンシュタイン
里見ク
【九十六歳で死んだ人々】
ヘボン
御木本幸吉
鈴木大拙
松永安左衛門
【九十七歳で死んだ人】
熊谷守一
【九十八歳で死んだ人】
梅原竜三郎
【九十九歳で死んだ人】
諸橋轍次
【百代で死んだ人々】
野上弥生子
物集高量
天海僧正
平櫛田中
大西良慶
泉重千代

  





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