本読み月記


【ジャンル分け】 最初から日本語で書かれた小説。
最初から日本語で書かれた小説以外。
日本語以外で書かれたものを日本語に翻訳した小説。

日本語以外で書かれたものを日本語に翻訳した小説以外。

コミックス



『絶対可憐チルドレン THE NOVELS B.A.B.E.L.崩壊』 三雲岳斗(原作&イラスト:椎名高志) ガガガ文庫

新品購入。
2008年に出た本だったが見逃していた。
コミック「絶対可憐チルドレン」を三雲岳斗がノベライズしたものだが、元のコミックの話を小説化したのではなく、オリジナルのストーリー。
コミックのほうはぜんぜん読んでなくて、アニメも観てない。
が、面白かったあああああああ。
キャラの立ち方もストーリー展開もすっごく三雲岳斗の小説らしくて、三雲岳斗愛読者だけど元のコミックは知らない、でもぜんぜん問題なかった。
皆本と薫の関係に、長谷敏司の円環少女シリーズの仁とメイゼルをちょっと思い出した。



『閻魔の世直し』 西條奈加 新潮社

新品購入。
『善人長屋』の続編。
前作は連作短編集だったが、こちらは長編。
「閻魔組」を名乗る一味が「天誅」と称して香具師の元締めやたちの悪い同心を惨殺、時を同じくして、綺麗な仕事で知られる盗人「月天の丁兵衛」が襲われ、生死不明に。それと入れ替わるように非道な強盗が江戸の町家を襲う。
前作がなんかほっこりした話だったのに対し、今作はなんかしんどい話だった。



『少年陰陽師 うごもつ蔽に捧げもて』 結城光流 角川ビーンズ文庫

新品購入。
前巻をけっこう斜め読みしてしまったせいで、この巻読み始めたとき、「屍と咲光映って誰? なんで昌浩、もっくんたちとはぐれてんの?」で、よくわからないまま読み進め、脩子内親王出てきたあたりからやっと物語の中に入れた感じ。



『子どもに語るアイルランドの昔話』 翻訳:渡辺洋子・茨木啓子 こぐま社

図書館。
中図書館の児童棚を覗いてみつけた本。
14話入り。
「妖精とめ牛」「お話を知らなかった若者」「ハープをひくハチとネズミとゴキブリ」「仕立屋ジャックと大男」「妖精のかえ子とバグパイプ」「妖精の乳母」「ほうき屋のショーン」「茶色の髪の若者」「妖精の丘が燃えている」「かじ屋」「熊の毛皮の王子」「オイン・オーグと人魚」「天国の歌声」「世界のはての井戸」。
「妖精の乳母」、妖精王のしみったれた様子にびっくりしたが、最初のほうに「ジャックと子どもたちを教会のミサに送り出すと」という記述があったので、キリスト教がのさばって転落したのかな?
「熊の毛皮の王子」ってラングの色のついた童話集に入ってたっけ?



中国怪奇小説集 10 夷堅志(宋)』 岡本綺堂 Kindle
中国怪奇小説集 11 異聞総録・其他(宋)』 岡本綺堂 Kindle
中国怪奇小説集 12 続夷堅志・其他(金・元) 』 岡本綺堂 Kindle

中国怪奇小説集 13 輟耕録(明)』 岡本綺堂 Kindle
中国怪奇小説集 14 剪灯新話(明)』 岡本綺堂 Kindle
中国怪奇小説集 15 池北偶談(清)』 岡本綺堂 Kindle
中国怪奇小説集 16 子不語(清)』 岡本綺堂 Kindle
中国怪奇小説集 17 閲微草堂筆記(清)』 岡本綺堂 Kindle

amazonで全部0円。
面白かったああああああ。
お次は『半七捕物帳』にGO!したいと思います。

そんでつい緑にしたけど、中国の怪奇小説だからピンクよね。と思いつつ、先月のを修正するのがじゃんくさいので、こっちも合わせて緑のまんま。


『デルトラクエスト1 沈黙の森』 エミリー・ロッダ(訳:岡田好惠) 岩崎書店
『デルトラクエスト2 嘆きの湖』 エミリー・ロッダ(訳:岡田好惠) 岩崎書店
『デルトラクエスト3 ネズミの街』 エミリー・ロッダ(訳:岡田好惠) 岩崎書店
『デルトラクエスト4 うごめく砂』 エミリー・ロッダ(訳:岡田好惠) 岩崎書店
『デルトラクエスト5 恐怖の山』 エミリー・ロッダ(訳:岡田好惠) 岩崎書店
『デルトラクエスト6 魔物の洞窟』 エミリー・ロッダ(訳:岡田好惠) 岩崎書店
『デルトラクエスト7 いましめの谷』 エミリー・ロッダ(訳:岡田好惠) 岩崎書店
『デルトラクエスト8 帰還』 エミリー・ロッダ(訳:岡田好惠) 岩崎書店
『デルトラクエストU1 秘密の海』 エミリー・ロッダ(訳:岡田好惠) 岩崎書店
『デルトラクエストU2 幻想の島』 エミリー・ロッダ(訳:岡田好惠) 岩崎書店
『デルトラクエストU3 影の王国』 エミリー・ロッダ(訳:岡田好惠) 岩崎書店
『デルトラクエストV1 竜の巣』 エミリー・ロッダ(訳:岡田好惠) 岩崎書店
『デルトラクエストV2 影の門』 エミリー・ロッダ(訳:岡田好惠) 岩崎書店
『デルトラクエストV3 死の島』 エミリー・ロッダ(訳:岡田好惠) 岩崎書店
『デルトラクエストV4 最後の歌姫』 エミリー・ロッダ(訳:岡田好惠) 岩崎書店


図書館。
装丁がけばくてハズレ臭がしたが、なんとなく1巻だけ借りてみた。
プロローグ部分、ジャードが王国の真実に気づくくだりはイージーだったが、彼が王宮を逃げ出したあたりから行け行けどんどん、やめられない、止まらない〜♪ 国の狭さとか、多少気にかかるとこはあったが、やめられない、止まらない〜♪ で、翌日二巻以降ダッシュ借りに走り、そんときゃシリーズUとかあるのを知らずにTの3と間違えてUの3借りてたりはあったものの(だってわかりにくいんだもん、この装丁。(-_-メ))行け行けどんどんVの4まで一気、一気。
Tはデルトラを影の大王から守るベルトに七つの宝石が戻す。
Uは三つのパーツに分かれた魔法の笛をひとつに戻す。
Vは不作と不漁をもたらす四人の歌姫退治。
T、ジャスミンがひょっとして…とは思ったが、さらにひねってエンドン王とジャードが子どもを取り替えた可能性とかも考えたが、このどんでん返しは想像だにしていなかった。いやもうほんっとばりくそ気持ちよかった。
UとVは最初は構想に入ってなかったのかなあ? 惰性で読んじゃったけど、Uはトーラの名家の令嬢マリリンをデルに呼び寄せた理由が判明したとこがすっげー気持ちよかったし、Vはダイアモンドの竜がこの世に残した赤ちゃん竜がクライマックス、いっちょまえに攻撃に参加してたとこがもう可愛くて可愛くて。
そういやキンたち、中でもちっちゃなパール可愛かったなあ。ジャスミンといつも一緒のクリーとフィリも大好き。
あと『デルトラの伝説』と『デルトラ王国探検記』という外伝がある。
ところでこれ、2009年にアニメ化されてたのね。
オフィシャルサイトはここ。原作者エミリー・ロッダからのメッセージあり。



『十三番目の王子』 岡田剛 東京創元社

新品購入。
『ゴスペラー 湖底の群霊』はすっごくよくて、『準回収士ルシア』もすっごくよかったが、『ヴコドラク』はいまいちだった岡田剛の新刊。
あちこちいいとことかいいシーンはあったけど、いまいちというか、いまみっつくらい。
読み終えてみれば悪い素材ではなかったのに、未消化のゴタゴタのままお話になっちゃった感じ。
あと知らない間に出てた『思い出をもう一つ』、あらすじにそそられず、でも一応読んでみようと思って図書館探したが無く、amazonで中古の安いのを買ったが最初でもうくじけて、生まれて初めて図書館に寄贈。



『オール・クリア1』 コニー・ウィリス(訳:大森望) 早川書房

図書館。
待ちかねた続編ですが。
なんか、あいかわらず、ネットが開かない開かないとうだうだぐだぐだしてるので、ほとんど読み飛ばしました。



『ちはやふる』21 末次由紀 講談社

新品購入。
本音全開にした原田先生、ステキすぎるーーーー。



『特捜戦隊ゴーバスターズ超全集』 小学館

DVD「帰ってきた特命戦隊ゴーバスターズVS動物戦隊ゴーバスターズ超全集版」付録の超全集。
武部直美Pと脚本小林靖子の対談だけでも値打ちあったわ、超全集版〜♪
写真満載、小ネタもたっぷり拾ってあって、買ってよかった、超全集版〜♪
ちなみにDVD本編のほうは…。
わたし、本編終わった後の話で、陣さんが出てるということは陣さんが暇つぶしにとってあった陣さんのバックアップがみつかったりする話かなあと思ってたんだけど、本編終了少し前の大晦日の話であった。

でもこれむっちゃ好きーーーー。
腹よじれるくらい笑ったよ、脚本担当下山健人ーーー。





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