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本読み月記


【ジャンル分け】 最初から日本語で書かれた小説。
最初から日本語で書かれた小説以外。
日本語以外で書かれたものを日本語に翻訳した小説。

日本語以外で書かれたものを日本語に翻訳した小説以外。

コミックス



『旅する女 女シリーズ完全版』 小松左京 光文社

図書館。
宮部みゆきによる解説での引用によると、小松左京「あのころ、大衆小説家の間でSF作家は女が書けんと言われている噂があった。それならタイトルに「女」とつけたのを書いてやろうと思たんやな」だそうで、そうして書かれた短編を集めた短編集。
「昔の女」「待つ女」「湖畔の女」「歌う女」「秋の女」「旅する女」「流れる女」「無口な女」「写真の女」「ハイネックの女」の十編入り。
「湖畔の女」は語り手が作家大杉で米朝さんをモデルとした落語家「文都」さん出てくるシリーズで嬉しかった。他にもまだ読んでない大杉&文都ものってあるのかな? わたしが知らないだけで、このシリーズだけ一冊にまとめられた本とかもあったりするのかな?
一番好きな話は、作家である「私」がエッセイの仕事の取材ついでに小さい頃世話してもらった「お咲さん」を訪ねる「秋の女」。
「待つ女」の結末も、なんか好き。
金沢を舞台にした「流れる女」は、偶然が重なりあってやもめの男三代がそれぞれ伴侶を得る愉快な話かと思いながら読んでたら、なんともいえない気色の悪い結末に。



『イスカリオテ』 三田誠 電撃文庫

図書館。
中図書館の開架で拾ってきた。
とりあえず3巻まで借りてきた。
が、ヒロイン朱鷺頭破璃の盛りすぎ加減がどうにも鼻につき、2巻途中で読むのやんぴ。



『シェルター』 近藤史恵 祥伝社

図書館。
「わたし」と、「わたし」の妹の恋人である「ぼく」の、一人称かわりべったんで話が進む。
なんかだらだら読んで、いま心に残ってるのは、「ぼく」の恋人が勤めている整骨院の院長の施術を受けたい、である。



『ソロモンの偽証 第1部 事件』 宮部みゆき 新潮社

図書館。
映画化決定、のリツイートを誰かしてて、こんな三部作出てたのを初めて知った。
Ⅰは柏木卓也の遺体発見から大出邸焼失まで。



『P≠NP予想とはなんだろう ゴールデンチケットは見つかるか?』 ランス・フォートナウ(訳:水谷淳) 日本評論社

図書館。
ミレニアム問題十題のひとつ、「最良の答を見つけたい問題」がすべて「コンピュータを使って素早く解くことができる問題」であるか否かの「PvsNP」問題についての数学エッセイ。
読み終えて一番心に残っているのは、この問題を解決した人にはクレイ社から支払われる賞金100万ドルに加えて、ドナルド・クヌース博士が個人的に提供すると言っている七面鳥一羽も貰えること。



『果しなき流れの果に』 小松左京 ハルキ文庫

図書館。
巻末の解説冒頭で大原まりこが「この作品が、今から32年前、1965年に書かれたなどということが、信じられるだろうか?」と書いている。
大原まりこがそう書いたのがこの文庫が出た1997年のことなので、いま現在からだと49年前っ!!!
私が字を覚え、初めて本を読んだ頃に書かれたこの物語を、これまで読まずにいたことの不思議に、なんというかいま、驚き、呆れ、しみじみしている。
これ、二十歳半ば頃までに読みたかったなあ。
そしてただただ圧倒されたかったなあ。
そういえば「ウルトラマン」が始まったのは1966年。
地球から遠く離れた異星人が損得抜きでわざわざ地球人助けに来てくれることや敵の怪獣がほぼ単体でしか現れないことを訝しく思うようになったのはかなり後になってからなのだが、「ウルトラマン」の放送が始まる前にこれを読んだ人は、前者の疑問をリアルタイムで持ったのだろうか?

ところで378頁に「隠(なばり)の里」という言葉が出てきた。
「なばり」といえば三重県に「名張」市があるが、元は「隠(なばり)」だったのだろうか?
そして同じく三重県に「なばなの里」というところがあるが、「なばな」は「隠(なば)ない」→「隠(なば)ぬ」=「隠れていない」だったのだろうか?


さらにところで、作中に宇宙エレベーターが登場する。
ググってみたら、これを最初に考案したのはコンスタンチン・ツィオルコフスキーだそうで、1895年に自著の中で記述、『果てしなき流れの果に』のような赤道上から伸びるものについては死後1959年に出版された著作の中に出てくるらしい。

ウィキにはこれが登場するSFの一覧もあったが、その中にこの『果しなき流れの果に』は載っていなかった。


『ゴルディアスの結び目』 小松左京 ハルキ文庫

図書館。
「岬にて」「ゴルディアスの結び目」「すべるむ・さぴえんすの冒険」「あなろぐ・らう゛」の四編入り。
「岬にて」が一番印象深かった。中国の琴の名手の演奏を録音したものを「わたし」たちが聴くシーンがあるのだが、これは小松左京が聴いたことのある実在する演奏なのだろうか?
「ゴルディアスの結び目」は昏睡する少女の意識の中に腕のいいサイコ・ディティクティヴが潜る話。「潜る」という言葉が浮かんでしまったのは夢枕獏のサイコダイバーシリーズのせいだが、wikiによると、サイコダイバーシリーズの発想元はこのお話だと夢枕獏も認めている由。
「すべるむ・さぴえんす」はPHASE(Ⅳ)まではだらだら読んでたが、ここからいきなり面白くなった。
「あなろぐ・らう゛」は飛ばし読み。



『図書室の魔法』上下 ジョー・ウォルトン(訳:茂木健) 創元SF文庫

図書館。
ウェールズ育ちのモリという少女の日記という体裁をとった一人称小説。
いろいろ理由があって、物心つかない頃に母と離婚した父のもとに引き取られることになった彼女は、
(このくだりでモンゴメリの『丘の家のジェーン』を思い出したら、作中でモリもやっぱりモンゴメリの『丘の家のジェーン』を思い起こしていた)
父の姉たちの意向によって彼女たちの母校である寄宿学校に放り込まれることになる。
モリには理解しがたいスタンダードによって人間をランク付けする寄宿学校の生徒たち。いい年して自立していないがモリが愛するSFを大量に蔵書し読んでいる父。いりびたることになった図書室の司書の女性と、彼女に紹介されて顔を出すようになった学外でのSF読書クラブ。
読みながらひたすら驚いていた。
モリ≒ジョー・ウォルトンの本の好みがわたしの好みにあまりに似ていることに。
善でも悪でもない妖精たちの描き方や、モリが魔法について考えるあれこれも、すんなりと納得できた。
というわけでわたしはすっごい面白かったのだが、作中でモリが読んだ本をほとんど読んでなかったり、モリと本の趣味があわない人が読んで、面白いかどうかは不明。

下巻巻末にこの物語に登場した本の一覧表があるのだが。
(○読んだことがある ◎持っている)


J・R・R・トールキン 『ホビットの冒険』 岩波少年文庫 
 ◎ アーシュラ・K・ル=グウィン 『ゲド戦記』シリーズ 岩波少年文庫
 ○ アーシュラ・K・ル=グウィン 『天のろくろ』 ブッキング
 ◎ J・R・R・トールキン 『指輪物語』 評論社文庫
  ウェルギリウス 『アエネーイス』  新評論他
 ◎ モンゴメリ 『丘の家のジェーン』  角川文庫他
  フランク・リチャーズ 『グレイフライヤーズ学校のビリー・バンター』 未訳 
  ブライトン マロリータワーズ学園シリーズ  ポプラ社文庫
  アンジェラ・ブラズル  アンジェラ・ブラズル全集 未訳 
 ◎ アン・マキャフリー 『竜の探索』(パーンの竜騎士) ハヤカワ文庫SF
 ◎ アーシュラ・K・ル=グウィン 『風の十二方位』 ハヤカワ文庫SF
  ジョン・ボイド 『最後の地球船』 ハヤカワ文庫SF
  ジュディス・カー 『ヒトラーにぬすまれたももいろうさぎ』 評論社
  ポール・アンダースン 『宇宙軍少尉ドミニック・フランドリー』 未訳 
  ロジャー・ゼラズニイ 『光と闇の被造物』  未訳
 ◎ サミュエル・R・ディレーニ 『エンパイア・スター』  サンリオSF文庫
 ◎ カート・ヴォネガット・ジュニア 『ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを』  ハヤカワ文庫SF
 ◎ カート・ヴォネガット・ジュニア 『チャンピオンたちの朝食』 ハヤカワ文庫SF
 ◎ カート・ヴォネガット・ジュニア 『モンキー・ハウスへようこそ』 ハヤカワ文庫SF
 ◎ カート・ヴォネガット・ジュニア 『タイタンの妖女』 ハヤカワ文庫SF
  ゼナ・ヘンダースン 『果てしなき旅路』  ハヤカワ文庫SF 
 ○ ロバート・A・ハインライン 『愛に時間を』  ハヤカワ文庫SF
  ウォルター・M・ミラー・ジュニア 『黙示録三一七四年』 創元SF文庫
  ロバート・シルヴァーバーグ 『内死』 サンリオSF文庫
  ロバート・A・ハインライン 『大宇宙の少年』 創元SF文庫
 ◎ J・R・R・トールキン 『シルマリルの物語』 評論社
 ○ ジョン・ウィンダム 『さなぎ』 ハヤカワ文庫SF
  メアリー・ルノー 『海から来た猛牛』 未訳
  メアリー・ルノー 『馬と馭者』 未訳
 ◎ アン・マキャフリー 『パーンの竜騎士』《パーンの竜騎士シリーズ》 ハヤカワ文庫SF
  ラリー・ニーヴン 『ガラスの短剣』  創元SF文庫
 ○ アーシュラ・K・ル・グィン 『幻影の都市』 ハヤカワ文庫SF
  ラリイ・ニーヴン 『リングワールド』 ハヤカワ文庫SF
  ラリイ・ニーヴン 『地球からの贈り物』 ハヤカワ文庫SF
  C・S・ルイス  『沈黙の惑星を離れて』《別世界物語》シリーズ 原書房
 ◎ ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア 『愛はさだめ、さだめは死』  ハヤカワ文庫SF
 ◎ ロジャー・ゼラズニイ 『アンバーの九王子』『アヴァロンの銃』
《真世界シリーズ》 
ハヤカワ文庫SF
  C・ディケンズ 『我らが共通の友』  ちくま文庫
  サミュエル・R・ディレイニー 『トリトン』  未訳 
  ドディー・スミス 『カサンドラの城』  朔北社 
  ドディー・スミス 『続・ダルメシアン 100と1ぴきの犬の冒険』  文溪堂 
 ○ C・S・ルイス 『さいごの戦い』《ナルニア国物語》シリーズ  岩波書店 
  ハンフリー・カーペンター 『インクリングズ ルイス、トールキン、ウィリアムズとその友人たち』  河出書房新社
  マーガレット・ミッチェル  『風と共に去りぬ』  新潮文庫他 
  マルクス、エンゲルス 『共産党宣言』  ハヤカワ文庫SF 
  メアリー・ルノー 『愛の目的』  未訳 
  メアリー・ルノー 『ワインの澱』  未訳 
  ジョン・ファウルズ  『魔術師』  未訳
  アイザック・アシモフ 『電子の左手』  未訳 
 ◎ アイザック・アシモフ 『永遠の終り』  ハヤカワ文庫SF 
 ◎ プラトン 『饗宴』  岩波文庫 
  ラリイ・ニーヴン 『プタヴの世界』  ハヤカワ文庫SF 
  ハーラン・エリスン編 『危険なヴィジョン』 ハヤカワ文庫SF
  ジェイムズ・ペイン編 『ザ・ベスト・フロム・ギャラクシー第四集』  未訳 
 ○ マリオン・ジマー・ブラッドリー 『カリスタの石』《ダーコーヴァ年代記》シリーズ 創元SF文庫
 ◎ サミュエル・R・ディレイニー 『バベル17』 ハヤカワ文庫SF
 ○ ロバート・A・ハインライン 『栄光の道』 ハヤカワ文庫SF
  スパイダー・ロビンスン 『キャラハンの時の酒場』 未訳
  ロバート・A・ハインライン 『魔法株式会社』 ハヤカワ文庫SF
  ポール・アンダースン  『折れた魔剣』 ハヤカワ文庫SF
  スパイダー・ロビンスン 『テレンパス』 未訳
  ロバート・シルヴァーバーグ 『時間線を遡って』 創元SF文庫
  シルヴィア・エングダール 『トゥモロー山脈を越えて』 未訳
  シルヴィア・エングダール 『星の遺産』 未訳
  T・S・エリオット 『荒地』 岩波文庫
  T・S・エリオット 『四つの四重奏』 岩波文庫
  テッド・ヒューズ 『クロウ』 英潮社事業出版
 ◎ アン・マキャフリイ 『竜の歌い手』《パーンの竜騎士》シリーズ ハヤカワ文庫SF
  ステファン・ドナルドソン 『破滅の種子』 評論社
 ◎ アーシュラ・K・ル・グウィン 『影との戦い』《ゲド戦記》シリーズ 岩波少年文庫
  メアリー・スチュアート  『水晶の洞窟』 未訳
 ◎ アン・マキャフリー 『竜の歌』《パーンの竜騎士》シリーズ ハヤカワ文庫SF
  ジョン・ブラナー 『衝撃波を乗り切れ』 集英社
  ジョン・ブラナー 『ザンジバーに立つ』(Zanzibar ザンジバル?) 未訳
  アーサー・C・クラーク 『地球帝国』 ハヤカワ文庫SF
 ○ アーサー・C・クラーク 『地球幼年期の終わり』 創元SF文庫ほか
  アーサー・C・クラーク 『二〇〇一年宇宙の旅』 ハヤカワ文庫SF
  マックス・アーマン 「デシデラータ」(『幸せへの切なる願い』) PHP文庫
  ロバート・シルヴァーバーグ 『我ら死者とともに生まれる』 早川書房
  アラン・ガーナー 『赤方偏移』 未訳
  クリフォード・D・シマック 『都市』 ハヤカワ文庫SF
 △ フランク・ハーバート 《デューン/砂の惑星》シリーズ ハヤカワ文庫SF
  プラトン 『国家』 岩波文庫
 ◎ ジョセフィン・テイ 『時の娘』 ハヤカワ・ミステリ文庫
  ネビル・シユート 『操縦士』 高山書院
  オルダス・ハクスリー 『すばらしい新世界』 光文社古典新訳文庫ほか
 ○ C・S・ルイス 『カスピアン王子のつのぶえ』《ナルニア国物語》シリーズ 岩波書店
  C・S・ルイス 《別世界物語》シリーズ 原書房
  C・S・ルイス 『キリスト教の精髄』 新教出版社
 ○ アーシュラ・K・ル・グウィン 「アオサギの眼」「世界の合言葉は森」(『世界の合言葉は森』) ハヤカワ文庫SF
 △ ドリシー・L・セイヤーズ 《ピーター・ウィムジイ卿》シリーズ 創元推理文庫
 ◎ アーシュラ・K・ル・グウィン 『闇の左手』 ハヤカワ文庫SF
  ジョイス・ディングウェル 『キシング・ゲイト』 未訳
  ロバート・シルヴァーバーグ 『テラの継嗣』 未訳
  R・シルヴァーバーグ 『アルファCの反乱』 岩崎書店
 ○ ポール・アンダースン 『タイム・パトロール』 ハヤカワ文庫SF
  ロバート・シルヴァーバーグ 『内側の世界』 サンリオSF文庫
 ○ ハリイ・ハリスン 『人間がいっぱい』 ハヤカワ文庫SF
  スーザン・クーパー 『光の六つのしるし』《闇の戦い》シリーズ 評論社
  ラリー・ニーヴン&ジェリー・パーネル 『神の目の小さな塵』 創元SF文庫
 ◎ アン・マキャフリー 『白い竜』《パーンの竜騎士》シリーズ ハヤカワ文庫SF
  ポール・アンダースン 《ドミニック・フランドリー》シリーズ 未訳
 ○ ロバート・A・ハインライン 『銀河市民』 ハヤカワ文庫SF
  ウォード・ムーア 「ロト」(『地球の静止する日 SF映画原作傑作選』)  創元SF文庫
  スーザン・クーパー 『灰色の王』《闇の戦い》シリーズ 評論社
  スーザン・クーパー 『樹上の銀』《闇の戦い》シリーズ 評論社
◎  アーシュラ・K・ル・グウィン 『さいはての島へ』《ゲド戦記》シリーズ 岩波少年文庫
  ジェイン・オースティン 『エマ』 ちくま書房ほか
  沢崎順之助訳編 『オーデン詩集』 思潮社
  アイザック・アシモフ 『知識人のための科学入門』 未訳
  ウィンストン・チャーチル 『英語諸国民の歴史』 未訳
  ダグラス・アダムス 『銀河ヒッチハイク・ガイド』 河出文庫
 ○ C・ブロンテ 『ジェイン・エア』 光文社古典新訳文庫ほか
 ◎ サミュエル・R・ディレイニー 『アインシュタイン交点』 ハヤカワ文庫SF
  M・コーニイ 『ハローサマー、グッドバイ』 河出文庫
  マイクル・コニイ 『カリスマ』 サンリオSF文庫
 ◎ ロジャー・ゼラズニイ 『ユニコーンの徴』《真世界》シリーズ ハヤカワ文庫SF
  ウォルター・スコット 『マーミオン』 成美堂
  トマス・ハーディ 『遥か群衆を離れて』 角川文庫
  シェイクスピア 『テンペスト』 ちくま文庫ほか
  キーツ 『キーツ詩集』 岩波文庫ほか
  シェイクスピア 『ロミオとジュリエット』 ちくま文庫ほか
  シェイクスピア 『夏の夜の夢』 岩波文庫ほか
 ◎ アイザック・アシモフ 《銀河帝国興亡史》シリーズ ハヤカワ文庫SF
 ○ ロジャー・ゼラズニイ 『ドリームマスター』 ハヤカワ文庫SF
  ハル・クレメント 『重力への挑戦』 創元SF文庫
 ○ ピアズ・アンソニイ 『キルリアンの戦士』『タローの乙女』《クラスター・サーガ》シリーズ ハヤカワ文庫SF
 ○ ピアズ・アンソニイ 『カメレオンの呪文』《魔法の国ザンス》シリーズ ハヤカワ文庫FT
  メアリー・ルノー 『夜に還る』 未訳
  ジョセフィン・テイ 『魔性の馬』 小学館
  ロジャー・ゼラスニイ 『死の島』 未訳
  ロバート・グレーヴス 『この私、クラウディウス』 みすず書房
  アーサー・C・クラーク 「忘れられていた敵」(『明日にとどく』) ハヤカワ文庫SF
  プラトン 『法律』 岩波文庫
  プラトン 『パイドロス』 岩波文庫
  H・D・F・キトー 『ギリシア人』 勁草書房
  ジョン・ブラナー 『テレパシスト』 創元SF文庫
  シェイクスピア 『冬物語』 角川文庫ほか
  フレデリック・ファラー 『エリック、オア・リトル・バイ・リトル』 未訳
  クーリッジ 『すてきなケティ』 ポプラ社文庫
  エレナ・ポーター 『少女ポリアンナ』 角川文庫ほか
  ニコラス・フィスク 『宇宙の虜囚』 未訳
◎  ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア 「接続された女」「愛はさだめ、さだめは死」(『愛はさだめ、さだめは死』) ハヤカワ文庫SF
 ◎ ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア 「ヒューストン、ヒューストン、聞こえるか?」(『老いたる霊長類の星への賛歌』) ハヤカワ文庫SF
 ◎ ロジャー・ゼラズニイ 『砂のなかの扉』 ハヤカワ文庫SF
  ロジャー・ゼラズニイ 『ロードマークス』 未訳
  ロバート・A・ハインライン 『獣の数字』 ハヤカワ文庫SF
○  ロバート・A・ハインライン 『宇宙の戦士』 ハヤカワ文庫SF
 ◎ ロバート・A・ハインライン 『月は無慈悲な夜の女王』 ハヤカワ文庫SF
  ライマン・フランク・ボーム 《オズの魔法使い》シリーズ 復刊ドットコムほか
 ◎ E・E・スミス 《レンズマン》シリーズ 創元SF文庫
  ロジャー・ゼラズニイ 『影のジャック』 サンリオSF文庫
 ◎ ロジャー・ゼラズニイ 『わが名はコンラッド』 ハヤカワ文庫SF
  ロバート・A・ハインライン 「帰郷」(『地球の緑の丘』) ハヤカワ文庫SF
  テリー・ブルックス 『シャナラの剣』 扶桑社
 ◎ ジェイムズ・ティプトイリー・ジュニア 「そして目覚めると、わたしはこの肌寒い丘にいた」(『故郷から一〇〇〇〇光年』) ハヤカワ文庫SF
  メアリー・ルノー 『アレクサンドロスと少年バゴアス』 中央公論新社
  キース・ロバーツ 『パヴァーヌ』 ちくま文庫
  ジョン・ブラナー 『番号のない時間』 未訳
 ○ フィリップ・K・ディック 『高い城の男』 ハヤカワ文庫SF
  ウォード・ムーア 『われらに祝典を』 未訳
  クリストファー・プリースト 『ドリーム・マシン』 創元SF文庫
  H・ビーム・パイパー 『異世界の帝王』 ハヤカワ文庫SF
  ランドル・ギャレット 『魔術師が多すぎる』《ダーシー卿》シリーズ ハヤカワ・ミステリ文庫
 ○ シオドア・スタージョン 『奇妙な触合い』 ハヤカワSFシリーズ
  クリストファー・プリースト 『逆転世界』 創元SF文庫
  C・J・チェリイ 『アイヴレルの門』 未訳
 ◎ J・R・R・トールキン 「トム・ボンバディルの冒険」(『農夫ジャイルズの冒険 トールキン小品集』) 評論社
  エドガー・アラン・ポー 「鴉」(『ポオ 詩と詩論』) 創元推理文庫ほか
○  シェイクスピア 『マクベス』 ちくま文庫
(シェイクスピアについては戯曲の形で読んだ記憶のあるものだけ○つけることにしたら、あははは、こん中では「マクベス」だけだわ、確か)
(フランク・ハーバートの《デューン砂の惑星》シリーズは確か二作目までは読んだはずだがそのあとは記憶になく、セイヤーズの《ウィムジィ卿》シリーズも1作か2作くらいしか読んだ覚えがなかったので、△)
  





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