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本読み月記


【ジャンル分け】 最初から日本語で書かれた小説。
最初から日本語で書かれた小説以外。
日本語以外で書かれたものを日本語に翻訳した小説。

日本語以外で書かれたものを日本語に翻訳した小説以外。

コミックス


『銀二貫』 高田郁 幻冬舎

図書館。
六月上旬の松竹座、松竹新喜劇公演「銀二貫」に、関西ジャニーズJr.から室龍太・藤原丈一郎・大橋和也・朝田姉さん…もとい淳弥の四名が出演することが発表されたのは、今年一月のことだった。いまゆうちょ通帳確認してみたら、ジャニーズ事務所募集分、申し込んだのが1月25日であった。
この「銀二貫」の原作『銀二貫』が『みをつくし料理帖』と同じ人が書いた小説だったことを知ったのが、先月NHKで始まったドラマ「みをつくし料理帖」第一話を見て、堺市図書館に原作あるかなと探してみてからだった、あらまー。
松竹座「銀二貫」、2日昼公演と11日昼公演、合計二回観たのだが、2日昼公演観た数日後、堺中図書館行ったら開架で茶を挽いてたので借りてきた。
大阪は天満の寒天問屋「井川屋」の主である和助が、京都から天満へ戻る途中で仇討ちに出くわし、仇討たれた男が連れていた子を助けるために、京都で用立ててきた銀二貫、火事で焼けた天満の天神さんに寄進するために用立てた銭で「仇討ち」を購ってしまう。
そこから始まる22年間、天神さまに約束した「銀二貫」の寄進を和助が果たすまでの、22年間の物語。
松竹座「銀二貫」、ほんっといい話だったのよ。
初日の数日前、和助役だったざこばが脳梗塞で入院、高田次郎さんという俳優さん(御年85歳というのは千穐楽で知った)が急遽代役を務めることになったのだが、この高田次郎さんの和助がステキでステキで、特に足が弱ってきてから座布団ふたつに折ってそこに腰下ろすの、うちのばあちゃんや近所のおっちゃんらもやってたなあ♡と。
(高田次郎さんと桂米團次のWキャストだったのだが、わたしが観たのはどちらも高田次郎さんの回)
龍太の出番は多少少なかったものの、丈さまと大橋くんと朝田姉さんの丁稚→手代たち、すっごい可愛かったし。
それにしても前髪落として手代になってからの朝田姉さんのちょんまげ姿の美しかったこと。
でも2日昼公演観てよくわからなかったことが二点。
和助が仇討ちを購った銀二貫は京都伏見の寒天工房から用立ててきたもの。
が、和助は寒天問屋、寒天工房は売り先ではなく仕入先。
売掛金を回収するならともかく、仕入先なら和助は代金を支払う側。なぜ?がまず一点。
さらに和助が命を助けた仇討ちされた侍の息子鶴之助。
仇討ちを購ってすぐ、和助は鶴之助を伏見の寒天工房に預けるのだが、芝居ではそれを井川屋の丁稚にするのは預けてから五年後のこと。
五年も寒天工房で働いたのならそこそこ寒天作りも覚えて、普通ならそのまま寒天職人になるやんなあ?
それをなんでいきなり井川屋の丁稚に?
が、原作読んだら、どっちも解決。
しかもものすごく最初のとこで解決。
和助、仕入先の伏見の美濃志摩屋に、お金を貸してたのね。最悪返してもらえなくてもしょうがないかーの気持ちで貸したそれを、天神さまへの寄進のために頭をさげて返してもらったお金だったのね、銀二貫。
そして寒天工房に五年も奉公させたものを…なほうは。
原作では和助さん、仇討ちの生き残りの子供が美濃の出身と知り、やはり美濃の出の寒天工房美濃志摩屋に子供を預ける。が、預ける期間は1ヶ月。侍の息子が商人や職人にまざってやっていけそうかどうかを見極めるための1ヶ月だったのだ。
これ舞台でそのままやってたら仇討ちのシーンで鶴之助役やってた子役、そらほんの一ヶ月やそこらで藤山扇次郎にはなってしもたら、それはそれで笑いとれたと思うねんけど。
芝居では最後は鶴之助改め松吉と真帆が再建なった天満の天神さんで祝言あげるとこで終わって、これはこれで好きだが、
原作の、店を松吉に譲り隠居した和助、寝込みがちになった和助が番頭善次郎に、
「なあ、善次郎、私はええ買い物、したなあ」と内緒話のように問いかけ、それに善次郎が涙声で、
「へえ、旦那さん。ほんに安うて、ええ買い物でおました」と答える最後、ほんとむっちゃ好き。



『みをつくし料理帖3 想い雲』 高田郁 角川春樹事務所
『みをつくし料理帖4 今朝の春』 高田郁 角川春樹事務所
『みをつくし料理帖5 小夜しぐれ』 高田郁 角川春樹事務所
『みをつくし料理帖6 心星ひとつ』 高田郁 角川春樹事務所
『みをつくし料理帖7 夏天の虹』 高田郁 角川春樹事務所
『みをつくし料理帖8 残月』 高田郁 角川春樹事務所
『みをつくし料理帖9 美雪晴れ』 高田郁 角川春樹事務所
『みをつくし料理帖10 天の梯』 高田郁 角川春樹事務所


図書館。
わたし、基本、舞台とかドラマとかのときはそれ観終わってから読むタイプなので、
(例外は、だいぶ前に読んだものがいきなり映画化とか舞台化とかされることになるとき。これは諦めるしかない)
1巻途中でNHK一話越えるとこあったらそこで読むのを中断しよ、とか思ったが、甘かった。
やめられない、とまらない~♪
順番廻ってきた連絡あるたびダッシュ借りに行き、本を開けばどんどこ読んでしまい、ついに10巻…。
9巻までは「銀二貫」千穐楽までに読み終えてしまい、10巻だけ千穐楽後。
(「銀二貫」千穐楽前夜に読んだ9巻巻末に小野寺さまと白味醂の相模屋紋次郎が茶屋で袖すりかわす掌編が付録についてたのだが、この掌編で『銀二貫』の真帆の家が焼けて彼女が行方不明になったのがこの30年前だとわかったのもタイムリー)
表紙にシリーズ番号入れてくれてないから一々裏表紙裏確認しないといけないのはじゃんくさかったよ、角川春樹事務所ー。
最初のほうでは大事なディティールだった化物稲荷が後半ではわりとなおざりだったりはしたものの、そして『心星ひとつ』では小野寺さまが気の毒なことになってしまうし、できたら又次さんにも生きてて欲しかったが、最後はほんとにほんとに気持ちのいい大団円。
しかしNHKのドラマ、全八回だそうなのに、これを書いている6月21日現在、今度が六話だからあと三話。
あと三話でどこまで片付ける気だ、NHK? 最後まではどう考えても無理だろ、NHK?
そしてNHKのドラマではちゃんと顔が見られて話している野江ちゃんことあさひ太夫だが、原作のほうでは最後、澪と一緒に大阪へ戻ることになるものの、最後までなんとも顔の見えない、ナマの言葉が聞こえない、不思議な登場人物のまんまであった。




10巻巻末付録を無断転載。
『銀二貫』の最後、糸寒天の商いでやっと銀二貫を天神さまに寄進、松吉と真帆が祝言をあげたのが、1800年。
『みをつくし料理帖』の最後、澪と野江が大阪へ戻ったのが1818年。
そしてこの料理番付はそれから11年後の1829年。
つまり『銀二貫』の最後から29年後。
松吉は寒天問屋井川屋を継いだはずなので、西の番付「寒天尽くし」の西天満の井川屋と「新琥珀寒」の船越町の真帆屋は、松吉と真帆の子供たちがそれぞれ開いた店なのだろうか。山城屋に養子に行った料理好きの梅吉がどちらかを、という可能性もある?

あと「一柳改メ天満一兆庵」、柳吾さんが亡くなって佐兵衛が跡を継いだのだろうが、柳吾さんの遺言とかがあっての「改メ」なんだろうなあ。


『図書館の魔女』上下 高田大介 講談社

図書館。購入迷い中。
続編『烏の伝言』の文庫版の広告を新聞で見て、面白そうだったので予約。
鍛冶の村のはずれ、「先生」と呼ぶ老師とともに炭を焼きながら育ってきた少年。
が、都から迎えが来て、少年は村に別れを告げ、先生とともに都へ。
目的地は宮城の背後にそびえる図書館の塔。
世界でもっとも古い図書館、その現在の主は祖父からその地位を継いで間もないマツリカ。古今の言葉や文字に通じ、文籍を自在に紐解き、しかし耳は聞こえるが声を持たず、手話と書く文字でしか己の言葉を伝えるすべを持たない少女。
少年キリヒトはマツリカにそば近く手話通訳として仕えることになる。
キリヒトの勘のよさ、感覚の機敏さから、マツリカがあらたに生み出す「音」を指の動きに変換する話し言葉指文字。
(キリヒトがこの指文字をちゃんと「聴き」取れるようになったとき、マツリカが大好きな島嶼地方の方言詩を、キリヒトに朗々と「朗読」するシーン、大好き)
このふたりの主人公に加えて、キリヒトが加わる前からマツリカに仕えるハルカゼとキリン。マツリカが住まう離れの家政を取り仕切るこちらは聾唖のイラム。マツリカと陰謀をともにする文人政治家ヒヨコ。王の近衛兵だったが後に図書館付きとなる兵士たち。
(兵士のひとりアキームがイラムに惹かれ、彼女と話したくて手話を一生懸命覚えようとするくだりも、素敵)
合間合間に挟まる余談部分もすこぶる楽しい。
その中で一番共感したマツリカの言葉は「惰弱な精神は検閲と仲がいい」(下巻66頁)。
その言葉が出てくるのはその書物自体が力をもつ魔導書と呼ばれる魔本についての余談章だが、いやもう身も蓋もなさすぎて、すっごい愉快だった。
(その考察途中で「紀元前」という言葉が登場するのだが、この世界の「紀元前」って?)
古アルデシュでのアクション活劇のところは多少粗いというか読み辛かったが、密度の高い文章を、魅力的な登場人物たちを、言葉や言語、文字、本についての四方山話を、たっぷり楽しませてもらいました。
続編も楽しみ~。
こちらには名前しか出てこなかったマツリカの先代タイキと、キリヒトが図書館に到着したときに別れたきりだったのが実はタイキと行を共にしていた先代キリヒト、続編には登場するのかな?


『柳屋商店開店中』 柳広司 原書房

図書館。
あちこちに単発で書いた短編とか、エッセイとか、自分の本が文庫化されたときのあとがきとか、自分以外の本のあとがきとか、あれこれを一冊にまとめたもの。
「走れメロス」を王ディオニス側から描いた「走れメロス」、感動した。本家「走れメロス」にまったく感動しなかったわたしが、まじ感動した。
『史記』に載ってる話をもとにした「策士二人」と『パラダイス・ロスト』の「誤算」の前日譚も面白かった。
が、芥川龍之介の「鼻」を元にした「鼻」は、元の芥川の「鼻」を読んだのが大昔なため、あっちとどこがどう違うのか、よくわからなかった。



『出世花』 高田郁 角川春樹事務所

図書館。
仇(妻と間夫)を追う父と旅をしていたが、飢えをしのぐためについ口にしてしまった草が毒のある草で、そのとき近くにあった寺の者に助けられるが父は亡くなり、そのままその寺で世話されることになったお艶あらため縁。
その寺青泉寺は運び込まれた死者を湯灌し火葬する「墓寺」。
ある若い娘の弔いをきっかけに湯灌も手伝うようになった縁を主人公にした連作短編集。
一番最初のお話、縁を養女にしようとする和菓子屋の女将さんが実は縁の実の母親だったというのはあまりに偶然すぎんじゃね?な感じだったが、∞仲間の桂子さん、デビューどころか大倉が関ジャニ∞に正式加入する前からの大倉担桂子さんのために谷町∞会全名義全力投入で応募したグローブ座「蜘蛛女のキス」、これが四口も当たってしまい、しかも一口はダブってしまい、「それなら行きたい、行きたい、観に行きたい」とおこぼれに預かって観に行くことになったのが今月16日昼公演で、関空第二ターミナルの搭乗待ちあたりから読み始め、読み終わったのがグローブ座のある新大久保に着く手前あたりで、そのあたりで「おや?」と思って最初のほうについてた地図を見直してみれば、この話の舞台になった場所にすごく近いとこにいたという…。




googlemapで調べたら、青泉寺の右下にある御留山がいまの「おとめ山公園」で、三光院稲荷がいまの「花園神社」で、東京グローブ座その中間あたりみたいだから、この×地点あたり?

『煽動者』 ジェフリー・ディーヴァー(訳:池田真紀子) 文藝春秋

図書館。
キャサリン・ダンスシリーズ第四作。
人が大勢集まる場所を狙って人々をパニックに陥れる連続事件がメイン、その合間に麻薬組織の捜査だの、キャサリンの恋愛問題だの、家庭問題だのが挟まる。
パニック引き起こし犯の動機はちょっと納得できないというかそこまで大金出す奴いる?という感じだったのだが、途中は多少うざかった麻薬組織捜査のほうがすっげえすかっとするどんでん返しで、娘の友人問題の真相も気持ちよく、息子のほうもたぶんそうなのかなどおりの結末で、読後感は超気持ちよかった。
ちなみにこっちは『出世花』読み終わったあと読み出して、帰り着くまで保って(読み終わらなかったこと)くれた。



『不時着する流星たち』 小川洋子 角川書店

図書館。
全十話。それぞれ別のお話だが、最後にそのお話を思いつく元になったらしい人や出来事の簡単な説明がついている。
第一話「誘拐の女王」(ヘンリー・ダーガー)、第二話「散歩同盟会長への手紙」(ローベルト・ヴァルザー)、第三話「カタツムリの結婚式」(パトリシア・ハイスミス)、第四話「臨時実験補助員」(放置手紙調査法)、第五話「測量」(グレン・グールド)、第六話「手違い」(ヴィヴィアン・マイヤー)、第七話「肉詰めピーマンとマットレス」(バルセロナオリンピック・男子バレーボールアメリカ代表)、第八話「若草クラブ」(エリザベス・テイラー)、第九話「さあ、いい子だ、おいで」(世界最長のホットドッグ)、第十話「十三人きょうだい」(牧野富太郎)。
第四話と第八話は苦手な系の怖い話だった。
第六話は好きな系の不気味。
第十話の、語り手の祖母と彼女の末子である叔父が住んでいる家、好き。

ところでグレン・グールドのゴールドベルク変奏曲ネタのエッセイ、つい最近読んだような気が…と思い、これかな?と『柳屋商店開店中』ぱらぱらしてみたらやっぱりこれだった。「グールドの歌声」(224頁)であった。そら最近やがな。


『図書館の魔女 烏の伝言』 高田大介 講談社

図書館。やっぱり購入迷い中。
ああ、読み終えてしまった…。
『図書館の魔女』が出たのが2013年、この続編が出たのが2015年。
ということは今年、このさらに続編も出るのか? 出てくれるのか?
第一作『図書館の魔女』の結末から一年後くらいの話。
ニザマの東端からすると南、アルデシュからだと東に位置するが、そのどちらとも山岳で隔てられた、もとはニザマ皇帝の直轄領であった自治領クヴァン。クヴァンとニザマとの国境の山中から物語りは始まり、やがてクヴァンの港湾都市クヴァングワンへと舞台を移す。
山中の惨劇の村から一行に加わる黒犬のビジュアルはこれまで飼った犬の中で私のナンバーワンなスペンサーのビジュアルで読みました。




南の大陸の薬師とその息子がなぜクヴァン山中の樵の村にいたのか?という説明ってあったっけ?
あと前の話では具象単語をカタカナ書きした名前の登場人物が多くて覚えやすかったけど、こちらでは元の意味が特にないカタカナ名前の人が多くて、エゴン以外はしょっちゅう登場人物一覧を確認しつつ読みました。が、こっちはひょっとすると、エゴンの障害の識字についての部分を読者が理解しやすくするための仕掛けのひとつだったんだろうか?

そんでこの話では、キリヒトも先代キリヒトもマツリカのじいちゃんも登場せず。
ニザマ帝が隠した春宮の所在もいまだ明らかになっていない模様。

次こそそっちかな?

ところでマツリカによる謎解き部分を読みながら思い出したこと。
アルファベットを使って言葉を記す言語の人たち、あの人たちにとってはアルファベットで綴られた単語、その一単語=私たちにとっての漢字一字、みたいな感じで認識してるんかな?と思ったことがあったこと。



『機巧亭茶館』 山田章博 幻冬舎コミックス

新品購入。
去年の7月にこんなん出てたのにこの月やっと気がついた。
再録本らしいので載ってる作品ほぼうちにあるかなと思いながらも買った。
で、初出を確かめてて、うちに間違いなくあったはずの『カフェ・ド・マキニカリス』が家庭内行方不明で、2001年に『夢の博物誌a』『夢の博物誌b』という再録本が出てたことが判明。



『みをつくし献立帖』 高田郁 角川ハルキ文庫

図書館。
『みをつくし料理帖』に登場した料理で巻末付録にレシピ載らなかった料理のレシピに「みをつくし内緒話」という四方山話付き。
さらに澪と野江の四ツ橋での子供の頃のエピソードを描いた書き下ろし短編「貝寄風」付き。
澪と野江が大坂へ帰ったあとの話が読みたいなあ。書かないのかなあ。


『人みな眠りて』 カート・ヴォネガット(訳:大森望) 河出書房新社

図書館。
ヴォネガットが84歳で亡くなってはや10年。
1950年代に書いたものの出版社に突っ返されるか自分でもこれはいまいちと思ったもののとりあえずとっておいたのかは不明だが、死後発見された、机の引き出しに大量に突っ込まれてあった未発表作品をまとめたもの、その2。(その1は2014年に読んだ『はい、チーズ』)。
「ジェニー」「エピゾアティック」「百ドルのキス」「人身後見人」「スロットル全開」「ガール・プール」「ルース」「人みな眠りて」「消えろ、束の間のろうそく」「タンゴ」「ボーマー」「
腎臓キドニーのない男」「ミスターZ」「年に一万ドル、楽々と」「金がものを言う」「ペテン師たち」の16編入り。
「ジェニー」と「エピゾアティック」は奇妙な味わいで大好き。
「百万ドルのキス」も、おるおるこういうおっさん、いまもおる。
「スロットル全開」の鉄道模型ヲタの男のお母さん、いかす、大好き。
「ルース」の結末もしみた。
表題作「人みな眠りて」も愉快。
でもあとは、いまいちだったり、後味悪かったり、結末がよくわからなかったり、なんか普通だったり。



『HUNTERxHUNTER』34 富樫義博 集英社

新品購入。
発売日に知って、慌てて楽天ブックスに注文しようとしたら「注文できない商品」で、リアル本屋ならあるかなとドル誌買いに行ったついでにコミックスコーナー見たら平積みされてて、珍しく店頭購入。
クロロvsヒソカ、何が起こってるのかよくわからないまま読んだ。
それにしても、ヒソカは死んでへんやろ、と思ったらやっぱり死んでなかったが、シャルナークとコルトピがこんなにあっさり……。
さて、35巻はいつ頃だろう…。



『ストライク・ザ・ブラッド17 折れた聖槍』 三雲岳斗 電撃文庫

新品購入。
前巻最後にちょっとだけ登場した零菜が未来から現在の弦神島に来て帰る話。
零菜が元いた時間時点で、この時代で雪霞狼が一度壊れるけど修復されてた記録や記憶があって、でもその修復のためには零菜がその壊れる時点にいなければならないことがわかってた、って感じ?
零菜の本来の時間では、古城も雪菜も浅葱も元気らしい。
そんで雪菜の娘の零菜と浅葱の娘の萌葱は異母姉妹。で、どっちも第二世代吸血鬼。
いったいこれから何がどうしてどうなって………。











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